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2 月の山の家の様子


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこです。



今日は、山の家のお話しです。


・小さな薬草園

・春の花の様子

・朝のコーヒーのこと

・今月の編み物のこと




出発の朝は


一晩中降りしきった春の雨が

止みはじめたなか山へ向かいました。


今回は、


2 月の連休に合わせて


家族ともども山の清々しい空気を

胸いっぱい吸いに出かけた次第です。




外気は冷気に満ちて寒く

雨が降っていたため

出かける人は少ないようで


道中は渋滞することなく

スムーズに山に入ることができました。




春の雨のしずく
春の雨のしずく




山の上も雨がちょうどやんだところ。


車を止めて車外に出ると


木々の膨らんだ芽に

しずくが丸く溜まって

世界を明るく照らしていました。



到着するなり、


大事にしている

私の小さな薬草園を見にいきました。


驚くことに勢いのある

新芽が増えていました。


先日の、異例の暖かさに

誘われたのでしょうか..




ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)
ヤロウ(セイヨウノコギリソウ)

タンジー
タンジー



春の雨にあたって

潤いあふれるハーブたちは

ますます元気です。


お正月の様子から

だいぶ成長した様子がうかがえ


とても安心しました。


前回の様子は下のリンクから

ご覧いただけます。






実際、見ていると


小さな薬草園には

よく陽が当たります。


また、今回雪も降りましたが


背の高いコニファーの根元にあるため


冷たい雪からも

しっかり守られていることが

今回初めてわかりました。


今は地上部に葉は出ていませんが


エキナセアも春を待ちながら


土の中でしっかり

準備をしていると思います。





さて、春の花の様子をお伝えしましょう。


冬のはじまりに

よく行く巨大なホームセンターで


球根がいっぱい詰まった

袋をひとつ購入しました。


空き地に球根を植えて

春の花を楽しもうという目論見です。



見ると、球根たちは

ちょうど目覚めたところでした。



蕾をつけたスノードロップ
つぼみをつけたスノードロップ

かぶとを脱ぐチューリップ
かぶとを脱ぐチューリップ



春一番はやはり

スノードロップでした。


チューリップはかぶとを脱ぎはじめ


水仙やムスカリは

地面から葉を伸ばしはじめたところ。


次回山へ出かけるのは

ゴールデンウィークごろの予定なので


その後の花の様子は

見ることができないのですが


寒々とした空間を

華やぎで彩ってくれるに違いありません。




ところで、


暑い国々で茶や料理に使われる

レモングラスを


ブルーベリーともども

冬の寒さ対策した小さな苗たちは


どんな様子でしょうか..




寒さ対策されたレモングラス
寒さ対策されたレモングラス


若芽を膨らませるブルーベリー
若芽を膨らませるブルーベリー




麻布の分け目からのぞく

レモングラスは枯れていますが


暖かくなってきたら


緑の葉をのぞかせてくれることを

願うばかりです。


レモングラスの向こうにある

緑の葉はクリスマスローズ。


古来より根を吐剤として

使われてきた毒草です。


クリスマスという名前に関わらず

春先に花を咲かせます。


長く開花の様子を楽しめる花が


春の雨のしずくをまとい

大きなつぼみをかしげていました。




クリスマスローズ
クリスマスローズ




同じ種であると

実をつけないとのことで


4 本の小さな苗、ブルーベリーは

それぞれ異なる種を揃えました。


まだまだ小さな苗なので

保護しつつも


今年の春先に

少しでも繁ってくれたらと

願わずにはいられません。





春の空模様は気まぐれで


快晴の青空は

一夜明けると雪模様でした。


春のとまどいは


動画に収めてみましたので

ご覧ください。















温めたマグを用意して
温めたマグを用意して



朝はいつもコーヒーを淹れます。


山の家には


独身時代から使われている

夫のサイフォンがあります。


いつもはドリップして

淹れているのですが


サイフォン式だと

スーパーの安いコーヒーでも

美味しく淹れることができます。


寒さのなか、

保温を心がけながら


コーヒーを愉しみました。



2 杯目はポットに入れます
2 杯目はポットに入れます




2 杯目はポットに入れます。


そして、コーヒーかすは


庭先の植物に肥料として与えたり

コンポストに加えたりします。



コンポストの中の様子
コンポストの中の様子



循環していく環境づくりに

子どもの頃から関心がありました。


家事にもなるべく石けんを使うのも

その一環です。


石けんカスは微生物たちが

分解できるので。


家族は大好きなのですが


私はなるべく合成洗剤は

使わないようにしています。



山の家の排水はすべて

貯水槽に運ばれます。


そこでは健全な微生物たちが

分解できるものは分解させて


きれいな水にしてから

排水は全部小川に注がれます。



貯水槽の状態は定期的に

専門の業者さんに検査してもらっていて


問題がある場合は

すぐに対処してくださっています。



下水道の完備されていない

山の暮らしは


常に環境を整えていくことを

考えさせられます。









ところで、


まったく話が変わりますが..


編み物がことのほか大好きです。


私の星巡りにも

ばっちり出ているのですが


何かを創ることが好きです。


私の場合は手芸であったりします。


子どもの頃から

何かしら手芸に親しんできました。


年齢を重ねてきた今は

視力の状態も兼ねて

編み物に特化しています。



けれども、難しいことは抜きです。

とても簡単な編み方しか知らない。


誰かに指導してもらったこともなく

たまに人から編み方を教えてと言われますが


実際のところ、教えるほどのスキルはない。



自分なりに頭の中で

デザインをしながらアバウトに編む。


常に手指を動かしている。



そして、


毎月、何かしら編んでいます。





いつも心がけているのは


その月に手をつけた毛糸玉は

その月のうちに終わらせる。


セーターを 1 枚

その月のうちに編み上げるのは

忙しさのなかとても難しいので


毛糸玉ひとつに注目して


その月に手をつけた毛糸玉は

その月のうちに編んでしまう。


これは、本についても同じで


読みはじめた本は

その月のうちに読み終わらせる。


薄いライトノベルあたりなら

簡単にこなせますが


分厚い占星術の専門書となると

ハードワークになります。


ハードタスクを課したら

翌月は楽しくなる小説を読む。


そんな風にバランスをとりながら


毎月やる事リストを

完成させていきます。


始めたら終わらせるを

常に念頭に置いて

物事に当たっていると


嫌でもタスクが完了していきます。




という訳で、


今月は鬼のパンツカラーの

チョッキを編み始めました。


前回、少しだけ記事にしたためました。


その様子は下のリンクから

ご覧いただけます。






鬼のパンツカラーチョッキ
鬼のパンツカラーチョッキ



山で過ごす連休は至福のひととき。


編み物が随分進みました。


チョッキの編み方としては


前見ごろ、後身ごろと

断片的に編んで


後から脇をつなぎ合わせるのが

一般的ですが


私はつなぎ合わせずに編みたいので


脇の下まで輪針で

前も後ろも一緒に編み


脇の下から各々に分けて

棒針で編み上げる方法にしました。



輪針で編んでいる間は

長く時間がかかりましたが


棒針に替えた途端

あっという間に


前見ごろが

編み上がっていきました。




編み上がった前見ごろ
編み上がった前見ごろ



山の夜のしじまに

薪ストーブのはぜる音を聴きながら


せっせと前見ごろが編み上がりました。



この毛糸玉は


昨年のお年玉袋に入っていた

最後の毛糸玉です。


野呂英作さんのクレヨンシリーズが

丸々 10個入っていたのです。


クレヨンシリーズは

鮮やかな色彩が特徴で


その中の黄色バージョンでした。


本当に編んでいると

鬼の履くパンツの色合いのよう。



色合いの境目は初めは

くっきりとしていましたが


次第に、混ざり合うようになり


編んでいてとても楽しめます。



いつもは自分でデザインしますが


今回は、


お年玉袋に一緒に入っていた

図面をもとに編んでいます。


図面では A ラインのフェミニンなデザイン。



床の上に広げてみると

今更ながら A ラインを確認して


ほっこりしました。




今月の編み物の目標は、

後身ごろまで編み上げるです。


その目標は達成できるか、否か。



出来上がりをお楽しみに!





今日は、山の家の様子をお伝えしました。


・小さな薬草園

・春の花の様子

・朝のコーヒーのこと

・今月の編み物のこと





次回はゴールデンウィークごろに

山へ行く予定です。


春の球根の花々の様子を

お伝えできず残念ですが


爽やかで過ごしやすい季節なので

楽しみに待つことにします。





お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて


ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。



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