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晩夏の植物園で その 1

  • 執筆者の写真: 起糸
    起糸
  • 2023年8月18日
  • 読了時間: 3分

更新日:2023年9月24日


こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。




月に一度は訪れている

東京都薬用植物園から


暮らしに馴染む植物や

有用な植物を紹介しています。





今日は、


温室に育つ植物のご案内です。




毎日、


35 度を越す猛暑日が続いていますね。



温室で栽培されている植物たちですが


ハーブティーで

お馴染みのハイビスカスなど


中には温室から外に出されている

植木鉢もありました。


温室の出入り口は

涼しい強風が吹いていて


あまりの心地よさに


つい、長めに足を止めてしまうほど。



温室も窓という窓は全て全開で

室温が 35 度でしたが


太陽の陽射しが

うっそうと茂っている植物に

遮られることもあり


若干、涼しく感じられます。




まず、目に入ったのが

黄色い花のイランイランでした。



イランイランの花
Cananga odorata




イランイランの花は

これから成熟していく

緑色の花がいくつかと


そろそろ終わり頃の黄色い花が

咲いていました。


黄色い花に鼻を近づけてみると


イランイランの香りというよりは

腐ったバナナのような香気が感じられました。


イランイランの香りというのは

手持ちの精油で知っているのですが


重たいまろやかな官能的な香りです。



花の終えん期には

バナナが腐った香りが混ざるのですね。


ちょっとした発見です。





少し奥に行くと

シマムラサキツユクサが

ようやく花を咲かせていました。




シマムラサキツユクサ
Tradescantia zebrina


手書きのような

縞模様の葉っぱと

可愛らしい花の

シマムラサキツユクサ。


とても美しい様を見せてくれます。




その向こうには

始めてみる植物が不思議な様子で

背高くそびえていました。



タシロイモ
Tacca leontopetaloides



すくっと伸びた茎の上に

玉のような花を咲かせています。


以下、東京都薬用植物園から

引用します。



タシロイモはタシロイモ科の植物です。


塊茎の苦味を取り除き、食用とする。


植物学者の田代安定にちなみ命名。





玉のようなものは

どうやら果実のようです。


塊茎はハワイの伝統的な薬として

胃痛に用いられることもあるとか。


(Wikipediaより)






上を見上げると

シクンシが咲き乱れていました。


冬の寒い時期は花が見られず

暖かくなってきてから

ようやくその姿を見せてくれたシクンシ。


6 〜 7 月はその花の茂みも

少しばかり少なくなっていたのですが


今月になると、

かなり繁茂してきました。


もしかすると、


それを見越して

剪定したのかもしれませんね。




シクンシ
Quisqualis indica





赤い小花が

天井の窓から入る風に

揺れていました。











イランイランとシクンシについて


詳しくは、

下の記事もご覧いただけます。









今日は、


晩夏の東京都薬用植物園温室から

4 種の植物について紹介しました。


・イランイラン

・シマムラサキツユクサ

・タシロイモ

・シクンシ





次回も晩夏シリーズが続きます。


お楽しみに!










お日さまと土と風と水を感じながら

植物と共にある暮らしに癒されて


アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。


 

お日さまと土と風と水を感じながら

植物とともにある暮らしに癒されて

ありのままでいられる暮らし


 

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