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初夏の植物園で その 4

こんにちは


心とカラダを整える

ハーバルセラピストのたかこ


更年期ママが笑顔を取り戻す

暮らしのサポーターです。



雨の日の東京都薬用植物園から

初夏シリーズとしてお届けしています。


今日は、


食用としては適さないけれど

美しい様を見せてくれる

クセのあるハーブを紹介していきます。




まず、はじめに


ジギタリスを紹介しましょう。








天に向かって伸びる様は

圧巻です。


東京都薬用植物園の

ネームプレートから

以下に引用します。


ジギタリスはゴマノハグサ科の植物です。


薬用部分は葉。

用途は毒性が強く、自己判断による

使用は危険である。


心不全などに用いいる

共振配糖体製剤の製造原料。


成分は強心配糖体(ジギトキシンなど)

原産地はヨーロッパ。


別名をキツネノテブクロ。

全草有毒で栽培する際は

間違って食べないよう注意が必要。




なかなか強面ですが

雨雲を背景に強風に揺れる様は

美しいものがありました。


黄色い種類もありますが

扱いは同じようですね。



それにしても

キツネノテブクロって

本当に可愛らしい名前です。


英語名のフォックスグローブから

由来されます。





さて、


次はルリジサです。








こちらは、


東京薬科大学薬用植物園を取材した折

書いた記事でも取り上げています。



暑い陽射しのなかとは異なる世界ですが


雨にぬれる様も美しいです。


名前のルリジサはルリジシャでもあり

また、学名からイメージできるように

ボリジとも呼ばれているハーブです。


詳しいことは上記の記事に書かれています。


毒を含むことが判明してからは

もっぱら観賞用のハーブです。




最後に、


ヒレハリソウを紹介しましょう。








ヒレハリソウは一般的に

コンフリーと呼ばれているハーブです。


道端でも見られることを

聞いたことがあります。


昭和 40 年にブームが起こりましたが


肝臓障害を引き起こす成分が

含まれていることが判明してから

飲食には使わなくなりました。


以上、東京都薬用植物園にある

ネームプレートやサイトから

引用しました。




西洋ハーブは

素敵な名前にロマンを感じて


つい、


きれいなお花を

使ってしまいたくなります。


けれども、


薬用植物として

生理機能に大きな影響を及ぼす

成分が含まれていることが多く


ちゃんと調べてから

飲食に使いたいと常々思うんです。


一度、具合が悪くなってしまうと

それっきりになってしまう。


そんな残念なことにならないよう


できるだけ正確な情報を

お伝えしていけたらと思います。




雨の中の取材でしたが


始終吹きつける風や雨の中の

ハーブたちの様子を動画にしてみました。












お日さまと土と風と水を感じながら

植物と共にある暮らしに癒されて


アロマとハーブで

ありのままでいられる暮らし


起糸でした。


バイバイ。




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